歯を残すために

歯を残す二本の柱

食事は規則正しく決まった時間に

食事やおやつを取るたびに、お口の中は数分で酸性になり、歯の表面のミネラル成分が溶かされ始めます(脱灰)。40分ほど時間がたつと、唾液の働きによりお口の中が中性に戻り、溶かされた歯の成分がもとに戻されます(再石灰化)。しかし、お菓子などをちょこちょこ食べていると、お口の中が常に酸性になり、むし歯になりやすくなります。間食は出来るだけ控えて、歯が再石灰化する時間を確保しましょう。

8020(ハチマルニイマル)運動とは?

〝いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから″

1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。ぜひ「8020」を目指してください。

炎症のコントロール

歯を長く持たせるには炎症のコントロールも非常に重要になってきます。例えば定期的に歯科医院でクリーニングを受けている人は下記の図のように80歳でも26本の歯が残っています。対してご自身の歯磨きだけの方は80歳の時に5本しか歯が残っていなかったのです。

メンテナンスは3〜4ヶ月に1度保険が効きます

治療となると何回も通って、場合によっては痛い思いをしていい治療を受けるには保険外でお金がかかる。何より治療を繰り返すことで自分の歯はどんどん無くなっていきます。私たちも皆様の歯を極力削りたくありません!

定期ケアでご自身の健康を守りましょう!

 

 

リタイア前にやるべきだった後悔ランキング健康部門第一位は『歯の定期検診を受ければよかった!』(日経プレジデント調べ)

NHKあさイチ!にて放送されました。働き盛りの多忙な年代だから、定期検診が大切です。生まれて死ぬまで毎日行うのは食事です。

診療の流れ

1,まずは患者様の一番気になるところを治療します(応急処置)
2,気になるところが落ち着いたら資料をとります。
3,資料を基に立案した治療計画をご説明します。
4,全体的な治療を開始します。
5,治療の終了
6,メインテナンス

歯が残り20本を切ると一気に歯を失う


失うものは歯だけじゃありません。
歯を失うことで、失うものは『健康・時間・お金』です。

お金

下記のグラフのように歯が残っていない人よりも歯が20本以上残っている人の方が年間総医療費が177,300円も差が出ます。

健康

むし歯や歯周病があると全身にリスクを及ぼします。

健康寿命

日本は介護・寝たきり期間が世界でトップクラスです。男性で9年女性で12年となっています。歯のケアをしていないと、人生最後の10年を寝たきりで過ごす可能性があります。

まとめ

人生最後の楽しみは「食べること」「しゃべること」です。

歯科医院で受けるメンテナンスは3~4か月に1度で保険が適用されます。何回も通って、場合によっては痛い思いをして、良い治療を受けるには保険外で高額、なにより治療を繰り返すことで自分の歯はどんどんなくなっていきます。私たちも皆様の歯を極力削りたくはありません!

定期ケアでご自身の健康を守りましょう!

expand_less
03-6379-0072 24時間WEB予約